みなさまこんにちは!
なんだか暑すぎるんです。ふと天気予報を見ると明日、また35度以上の予想をしているではないですか・・・。
夏が終わったなんてこれっぽちも思っていませんでしたがつくづくまだまだ残暑厳しいというやつですね。
さて、クルマについてです。
当社としては買い替えのタイミングが迫っているものも少なく、まだ当事者ではないのですが。。
とにかく買いづらい世の中ですよね。
すこしでもディーラーで商談をしたり、カー雑誌を見ている人は良くご存知と思いますが、
特別なオタクカーでなくても、ちっとも手に入らないのです。
とにかく納期が長い。またかつては選べたようなものが選択肢としても存在していない(オプションとしても消えているのです)。
車検まで日が無いのに、納期も要求も通らないならせめて希望に近い中古を・・・と探せば
中古車も高騰中。考えていることはみんな同じですからね。市場原理で当然値上がりです。
輸入車はどうよと見てみればことごとく遠い納期。そして毎年のように値上がり(正確には為替相場反映がメインですが)。
車の入手しづらさがとにかくひどい。自分のドライバー人生の中でこんなに酷い環境は初めて見ます。
シビックタイプRとかフェアレディZとか、そうしたマニア人気の高いものは何年後かと言われる納期のようです。
生産枠が獲得できないとかそういうネットの意見も散見されますね・・・。
割と大衆的なクルマからスポーツカーまでまんべんなく需要が勝っている市場の状態はずいぶん長く続いていますね。
道理で、個人がやっているような中古車ショップが増えている気がするわけです。
これはゲーム業界も同じで、Nintendo Switchはまだましなのですが、
PS5やXbox seriesXやSに至っては店頭でたまたま見かけることなんてほとんどない。
狙って張っていないと、入手は困難。
要因は色々あるわけですよね。
ネット社会の進化による転売の横行、半導体不足によるあらゆるモノ自体の不足。
コロナ禍で工場稼働が影響を受けたりして生産減になるものも当然ありますし(当社もご迷惑をおかけしたことがあります・・・)、
しぼみかけていた業界の需要が一時的に回復していくのと同時に、供給が大幅減となっているので、
決して『若者のクルマ離れ』から戻ってきたとかそういう話ではないのですよね。
悲しいですが、やはり私の周囲もまだまだほとんど車に興味がありません。
業界全体のパイがめちゃくちゃ増えたとかでもないわけなので、とんでもなく大きな投資をしてこの流れに乗ろうとするような
メーカーもほとんどいないわけです。いつか解消してしまうこと自体はみんな読んではいるのでしょう。
さて、ここまでは別に私の意見でもなんでもなくあちこちに分析・批評記事が出ている程度の内容であります。
私が困っているのは、こんな混沌とした需給バランスをしている間に、燃費規制・車外騒音規制のより厳しい基準への移行が、
どんどん迫ってきているしガンガン変わっていっているということです。
本来なら「最後の純ガソリン車」とか「最後の素晴らしいマフラー音」みたいな需要で盛り上がりそうな高性能車・スポーツカーの市場が、
欲しい人に気持ちよく行き渡る状態になっていないということです。
マニア的に欲しがられるものは、ほっといても転売の餌食になりやすい社会であるのに、
そもそもの供給がこういった車種でも当然減少しているわけですからね。
全体としてはボリュームが萎みつつあったクルマ文化を、純粋に好きであり続けようとしている人たちにとって、
こんな悲しい時代は無いなあと思います。
騒音規制の方はともかく、燃費規制の方は真にサステナブルであるとか科学的根拠に基づいた議論が薄めであるので、
余計釈然としないですよね。
電気自動車は全てを解決する素晴らしい手段ではありません。現状は。
自動車業界に携わる人間として、というよりは一消費者としての目線が勝っている私ですが、
似たようなことは先ほど例に挙げたゲームの話しかり、皆さんの趣味にも直撃していませんかね?
2022-09-12 16:53:17
いろいろな雑談。
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