みなさまこんにちは!
年明けしばらく、この時期には珍しい暖かい日続きでしたが、ここ数日はしっかり冬が仕事をしてくれています。
寒くて大変ですが、一方で空気が澄んで外が気持ちよいのが素晴らしい時期です。
少し経てばもや、砂、花粉で地獄の様相なので、つかの間の美しい景観を味わいましょう。
さて、このタイミングで更新をする以上、ぜひ触れておきたいイベントがあります。
昨日まで3日間幕張メッセで行われた東京オートサロンですね。
名古屋人からすれば会場の遠さに辟易して、道中はちょっとゲンナリしますが、
イベントそのものはずっと楽しみにしていました。
あの独特の熱量、各メーカーのやる気を見るのが毎年楽しみです。
とはいえ最近は後輩を引き連れての参戦であり、私とそれ以外の方とではどうしても熱量・感度に差があるので、
じっくり見たいブースもガンガンこなすかのように見ていかざるを得ません。
なので事後に自動車メディアの書いた記事で学び直した・はじめて知った情報も多いのですが・・・
まずすっかり一般入場と特別招待の人の量に差が無くなりました。招待券は大判振る舞い状態と感じます。
そのおかげで入れるのにそれを言うのはどうかと思いつつも、金曜9~14時のサイレントタイムですら良いカメラアングルは狙えないレベルです。
あとはどんどん外国人のお客さんが増えており、聞こえてくる言語は多様です。これは素晴らしい展開だと思います。
最近特に思うのですが、日本のクルマ文化は独特であり、他国と比べての優劣で語れない楽しみ方があふれています。
まず日本車メーカーの、文化に対する貢献・努力は凄いです。
今となっては専用ボディ、専用開発をしているスポーツカーをこんなにラインアップに持つ国は日本しかないです。
ハイパフォーマンスカーは欧州が強いところですが、「スポーツカー」(定義についてはここでは議論しません)が多いのはもう日本のみ。
これを時代遅れと揶揄する意見があるのはごもっともな部分もあるのですが、一般自動車ファンやお客様の反応が気軽に見られるオートサロンに足を運ぶと、
このラインアップの多様さは素晴らしいことなんだと実感します。
一部パーツ等の他社や他車との共有をしながらも、思いつく限りで
GRスープラ、GR86/BRZ、ロードスターにフェアレディZ。S660やコペンと言った特有サイズのクルマだってそうです。
またオフロードカーもタフさで有名な日本で、そのタフさを活かして昔からカスタマイズ文化が世界的に成立しています。
一時期はこの多様さが仇になって苦境に陥った部分もあるでしょうけども、なんとかそれぞれの車種単独で利益が出るように
各社奮戦しています。
特にトヨタのこの10年のカスタマイズ文化への寄与は絶大なものがあります。
それがまだまだ続くんだ、日本はまだまだアツいクルマをしっかり売っていくんだという姿勢がきっちり垣間見えた素晴らしいイベントだったと思います。
建前のモーターショー、本音のオートサロン、みたいなまとめ方をしたら怒られちゃいますかね。
建前も本音もどっちも本気で取り組まないと商売が成立しないこの時代、自動車業界は本当に嵐が吹き続ける時代だと思います。
オートサロン一発で妙に大げさな記事になってしまいましたが、少しでも車に興味がある人は足を運んでみてください。
アニメやゲームに軽い興味があるくらいでコミケに行くことはとても薦められませんが、こちらはそうではありません!
オートサロン発の新情報でいまなおワクワクを僕に残したクルマは、マイナーチェンジ版GRヤリスと、2Lエンジン版の幌ロードスターです!
なんとかして手に入れたい!!!!この気持ちが止まりません。
2024-01-15 15:05:46
いろいろな雑談。
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